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耐力壁に気密テープを張る

 モデルハウスの工事も進み棟梁が外部の耐力壁の施工を終えたので気密テープを目地に張りに行ってきました。最近の高気密住宅では耐力壁と呼ばれる外部のボードの目地などのすき間を塞ぐためにテープやパッキンを張ることが多く、タウンハウスでは現場監督が気密テープを張っています。気密性能を上げるのも大切ですがほかにも重要なことがあるためです。

耐力面材の吉野石膏のEXハイパー

 耐力壁に使われる耐力面材には写真のEXハイパーやノボパン、ダイライトなど色々な種類があってそれぞれに釘を打つ間隔や施工方法が決められています。それらを守らないと写真にあるような「壁倍率2.7」というような性能が出ないのでチェックがてら気密テープを張っていきます。どうしても人が施工しているとミスや忘れがあるのでそれを防ぐためにダブルチェックしていきます。

釘の打ち忘れも
しっかり釘を打ってもらいました

 ほかにも釘の浮きや雨養生のために張っていたブルーシートのタッカーが残っていると気密テープの施工の邪魔になったり、この後に張る透湿防水シートの破れにつながることもあるので丁寧に処理していきます。

浮いた釘は金づちで打って沈めていく
タッカーのピンもペンチで抜いていく

 このチェックと処理だけで数時間かかることもありますがこのあとに気密テープを張るときに適当にしていると余計手間がかかるので念を入れて作業します。

気密テープを目地に張っていき最後はへらで圧着していく

 ようやく気密テープを張る工程に入ります。写真のようにへらで押さえていくときに釘の浮きやタッカーが残っていると破れたりきれいに押さえつけられないので下処理の重要さがお分かりいただけるかと思います。逆を言えば下処理をしていればあとはただひたすら目地という目地にテープを無心に張って押えていくだけです。

気密テープを張り終えたところ

 ほぼ一日かかりましたが耐力壁のチェックと気密工事が完了したので次の工程にも安心して取り掛かることができます。

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