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床材を張る時に

 タウンハウスでは無垢の床材(フローリング)を張ることが多いのですが木の種類や季節によって気を使うポイントがあります。

 フローリングにはやわらかいもの(パインや杉などの針葉樹)や硬いもの(オークやアカシアなどの広葉樹)があったり一見してもわからない程度のサイズの違いや湿気などで微妙に膨らんだりしぼんだりすることがあります。やわらかい木は湿気の影響でサイズが変わりやすいのですがその分つぶれやすい性質があったり、硬い木はその反対で湿気の影響でそこまでサイズは変わらないのですがつぶれにくい性質があります。具体的には湿気の少ない季節のやわらかい木はサネ(フローリング同士のつなぎ目部分)の部分がものすごく空いてしまったり、湿気の多い季節の硬い木は少し膨らむと硬さが仇になってサネの部分が盛り上がって洗濯板の上を歩くようにデコボコになったりします。実際に生活するうえで悪影響が出るのは後者で「木が暴れる」と言ったりします。

 特に冬場の乾燥しているときに硬い木のフローリングを張る時は丁寧な施工が必要です。すき間なく張ろうとして無理に力をかけて張ってしまうと湿気が多い季節に膨らんで力の逃げ道がなくなってサネのところが膨らむように暴れます。それを防ぐために張る時にサネの部分にスペーサー(一般的には名刺の厚みとか言われる)を挟んで少しすき間を作りながら施工していきます。

ユニタイプのアカシアのフローリングのサネにスペーサーを挟みながら施工しているところ

 ユニタイプのフローリング(縦方向にジョイントのあるフローリング)にはジョイントごとに微妙な幅の違い(ほとんどは1㎜以下)があって同じように等間隔で挟んでいても微妙なすき間の違いで上の写真のような紙やプラスチックのスペーサーでは張った後に抜けずにちぎれてしまうことがあってどんどん数が減ってしまったり挟まったものを除去するのに余計な手間を取られたりしていました。

ユニタイプのホワイトオークのフローリングに鋼製のスペーサーを挟みながら施工しているところ

 フローリングにおまけで付いてきているものや市販のスペーサーはだいたい紙かプラスチックでちぎれてしまうので自作しました。同業の方には見覚えのあるものだと思いますが、もとはフラットプレートという柱に取り付ける金物を半分に切ったものです。厚みもほぼ変わらず鋼製なのでちぎれることもないですし穴が開いているので棒を差し込めば抜けやすいのと、一番重要なのが角がもともと丸くなっているので不注意で踏んだりしてもケガをしにくいところです。

 普段は気に留めもしない床ですが丁寧な作業の上に成り立っています。

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